受賞者
おとぎボックス~物語の情景を伝えるキューブ型触覚デバイス~
NHK放送技術研究所スマートプロダクション研究部 東真希子
概要
物語を手の中で感じることができるキューブ型触覚デバイス「おとぎボックス」を提案する。おとぎボックスは、物語に沿って様々な触感を適切な面に提示し、物語の世界全体を三次元的に表現する。制作したコンテンツ「小人の家」では、ユーザーは実際には存在していない小人の存在を手の中で感じることができる。
受賞理由
物語を手の中で感じるデバイスというコンセプトはユニーク。かわいいコンテンツを作ろうという意欲が感じられる。
受賞者
京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科デザイン学専攻 杉橋泰隆
概要
節分の豆まきの際、(節分)枡を使う。現状の枡の外観は「渋い」。酒を飲む時に(酒)枡を使用するのであれば、違和感はない。しかし、豆まきのような子どもも参加する行事に使う商品としてはどうか。そこで、節分枡に調和する『可愛らしさ』を付加したい。提案する節分枡の外観には、枡そのものの模様に合わせ、ランダムな位置に鬼・福・豆のイラストが現れる『パターン』を施した。面や個体毎に違った模様を楽しめる仕様である。
受賞理由
ちょっと大人のかわいさ。ほのぼの系のかわいさ。
受賞者
帝塚山学院大学人間科学部心理学科 スイーツ心理学®プロジェクト
概要
本学のスイーツ心理学(R)プロジェクトの一環として、老舗の和菓子店「福壽堂秀信」と大本研究室がコラボして生み出されたオリジナルスイーツである。その一部はテレビにも取り上げられた。菓子の構成からキャラクターデザインまで取り組み、その開発プロセスを絵本としてまとめてストーリーマーケティングまで展開した。
受賞理由
企画が面白い。スイーツのかわいいパッケージは重要。