奨励賞 (第3回)

shike veil:フルプロダクトデザインスタジオ 長谷川聡

布スイッチ: 構成変更が可能な衣服型ウェアラブルデバイスとタッチスイッチ:関西大学総合情報学部 岩崎聖夜、阪口紗季、阿部誠、松下光範

 

shike veil

受賞者

フルプロダクトデザインスタジオ 長谷川聡

概要

「しけ絹」製の暖簾である。しけ絹は、2匹の蚕で1つの繭をつくることで生まれる特殊な絹糸で、製織した生地はランダムな模様が現れる。富山県の松井機業場が1877年の創業から製織し始め、邸宅の壁仕上げ材として流通したが需要が衰退し、現代の住空間に再生すべく暖簾としてデザインした。パーツは1本ずつ独立しており、1方向にグラデーションさせている。配列替えや上下反転することで全く異なる様相を呈する。

受賞理由

「しけ絹」の特性を利用した「かわいい」製品として評価できる。

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布スイッチ: 構成変更が可能な衣服型ウェアラブルデバイスとタッチスイッチ

受賞者

関西大学総合情報学部 岩崎聖夜、阪口紗季、阿部誠、松下光範

概要

この作品は、機能の構成変更ができるウェアラブルデバイスです。衣服型端末に布製のタッチスイッチを貼り付けると、衣服に機能を付与することができる。また、そのスイッチに触れることでその機能のon/offを切り替えることができ、衣服に貼り付けているスイッチを別のスイッチに付け替えると機能を変更することができる。このように、衣服に装飾を付ける感覚で、柔軟に機能を付与したり変更したりできる。

受賞理由

機能の構成変更ができるウェアラブルデバイスに「かわいい」という付加価値を与えた点が評価できる。

 

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